にーやんのブログ

三振したにーやんが再ローを経て司法試験に合格した物語である

優秀でなくても司法試験は合格できる。の巻

まいどでーす

今日も元気モリモリのにーやんです。

今年,司法試験が不合格だった人の中には,
「やっぱり自分の頭の悪さでは司法試験なんて受からないかも」
とか,思ったりする人がいませんか?

自分なんて毎日思ってました。
まぁ実際に頭がいいというわけではないのは事実ですし。

しかし,結論から言えば,頭が悪くても司法試験には受かるというのが事実。
にーやんがそうだから。

司法試験は,一部の優秀な人だけが合格するというものではない。
もちろん優秀な人は司法試験に合格する確率は高い。
でも,そんな優秀でなくとも司法試験に合格はできる。

優秀な人との差は,例えば物事を覚える量や,理解するスピードの違いなんかがある。
1つ覚えるのに,優秀な人なら1分で覚えることでも,10分かかるという人もいる。
ただ,優秀な人の10倍頑張ればこの差は埋まる。

要するに,頑張ればいいだけ。

しかし,その頑張る内容でも受かりやすさ,受かりにくさというものもある。
当然ながら試験に関係ないことを頑張っても,受からない。


自分が過去によくやってた失敗は,
「基本が大事だけれど,まだまだ基本が不十分で理解不足だから,演習よりも基本書とかしっかり読み込まないと」
とか思って,演習を疏かにしていたこと。
まぁこれは一例。
あと,基本的な論証や定義は覚えるように時間を使うといったことも疏かにしてたり,結局これが原因で答案作成に時間がかかりすぎて途中答案になる傾向があった。

そういった間違ったまま勉強を頑張っていてもなかなか受からない。

長年受験生をしているとさすがに知識は増える。しかし,なかなか受からなかった。まぁ論文の内容に問題があったのか色々考えて対策してました。
周りから「字が汚いから受からないんじゃないか?」とか言われて,試験直前期なんかにペン字の練習本なんかを買って練習してたりしてました(汗)。

とにかく不合格の原因を追求して,なすべき対策さえはっきりすれば,後はひたすら対策に時間と労力を使えば誰でも受かります。
まぁ言うのは簡単なんだけどね。

特に司法試験に受かりにくい原因は論文にある。
択一不合格とかは,単に努力不足。肢別本買って5回回して,解説もちゃんと理解すれば足きりにはならない。
とはいえ,未修の人はこれだけやるのも結構しんどいので,ロー入学時から授業と並行して肢別本をやっておくことをお勧めします。

問題は論文
論文対策が大変な理由は,人によって対策すべき内容が異なるから。
単に知識不足なのか,論文の書き方が理解できていないのか,問題の分析力が足りないのか,法適用の際における事実の評価に問題があるのか,拾うべき事実を拾っていないのか等,色々ある。
予備校やロースクールの偉い先生に指導してもらうといいかもしれない。
しかし,たまに「自分だけが正しいルール」っていう先生には司法試験対策と一致しないルールを押しつける人もいるので,気をつける必要がある。
他方で,偉い先生の指摘に対して素直に納得できないというのも問題。特に,司法試験の考査委員をやっていた先生による評価なんかは,基本的に司法試験と同様の基準で採点している可能性が高いので,指摘を真摯に受け止めて,分析し,対策するほうがいい。
司法試験合格者に採点してもらうのもいいけれど,採点者によっては「自分ルール」が強い人もいるので,変なことを言われることもある。そんなときは参考程度にして,よりよい論文の作成のための対策を自分なりに考えたらいい。

やや脱線するけれど,採点者も人間ということを覚えておくことが必要だ。
考査委員の先生も色々。基本的には学者と実務家という2種類の考査委員が採点するけれど,学者も実務家も色んな人がいる。
Aという人の採点では30点
Bという人の採点では40点
とかいうパターンもある。
ここで言いたいことは「万人受けする答案」を目指すべきということ。
そうすることで人による点数差というものが生じにくくなる。
で,「万人受けする答案」というのは,判例・通説に基づいた答案のこと。
論理に飛躍がなく,理論的に成り立つ文章で問題を判例・通説に基づいて分析すれば,結論で左右されることはない。
「万人受けする答案」は「守りの答案」と言い換えることもできる。手堅い答案という意味で,変な点数にはならない。
ホームラン答案を書けそうとか思った瞬間,ホームランと思っているのは自分だけのことがしばしばあるのでご注意ください。
要するに,「万人受けする答案」を書けるようになれば,どんな採点者でもそこそこ良い点が取れる。これが大切なこと。
仮に採点者に変な指摘がされても,「万人受けする答案」を書けていればそんなに気にする必要はない。

話を戻して
採点してくれる人がいなくても,自分1人でできることは沢山ある。
合格者の答案を実際に見て,こんなふうに書けるようにするにはどうすればいいのか対策を考える。
実際に,過去問を解いて,出題趣旨とか採点実感を見て理解不足なとこをチェックする。そして,合格答案と比べる。実際には合格答案でも出題趣旨に100%答えるものはないので,どこまで書けばどの程度の点数が取れて,その点数を取るのに自分が足りていない部分を分析する。
そして,自分に不足しているものが何かを知り,それが知識不足ならば基本書で確認したり,時間が足りないならば時間を節約する方法,例えば論証を短くするとか,答案構成を素早くできるように工夫したり,書くスピードが遅いなら早く書けるように対策を検討する。


色々と対策すべきことがあって,それは人によって異なる。
だから,司法試験では自分の弱点を知ることが1番大事。
弱点を知れば半分は対策が済む。後は,その弱点をひたすら克服することに有効な対策をとり,時間と労力をその対策に使う。
優秀じゃなくても,それさえ頑張れば,司法試験は誰でも受かります。
逆に,自分の弱点と向き合えない人はなかなか合格できない。自分がそうだったので。

自分のように,過度に知識不足や頭の悪さを悲観して,大事な演習を疏かにしていてはなかなか論文は良くならない。

trial and error

試行錯誤して頑張ってください!
にーやんは応援しています!