にーやんのブログ

三振したにーやんが再ローを経て司法試験に合格した弁護士の物語である

「暴力ダメ!!!!」って,いったい誰を守るための言い分なのか?の巻

まいどでーす

もうすぐ合格発表ですね


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このニュースみたときに感じた違和感

協会は「暴力はだめ」みたいなのを強調。
確かに,暴力はダメだよ。
ただ,それは誰を守るためなのか?

実際に暴力を受けたとされる宮川選手は,協会から暴力行為の証言を求められたが、「私は証言しません。ずっと前から目標に向けて計画を立てて頑張ってきた。自分の考えを言える先生ですと主張した。家族も先生を信頼して一緒にやっていく」と言ったという。

暴行罪や傷害罪は人の身体の安全等を保護法益としていて,それって被害者の保護を目的としている。
協会は,「暴力はダメ」と言いつつ,それは被害者に確認する必要はないとも言う。

いったい誰を守るために「暴力はダメ」と言っているのか?

被害者である宮川選手が暴力行為をしたコーチに師事したいというのなら,それはもはや被害者の承諾でOKじゃないのか?
実際,軽微な暴行では,被害者が宥恕すればまず起訴はされないだろうし,それくらい被害者の意思は重視されている。
逆に被害者の意思を無視して,いったい何を守ろうというのか?
建前?イメージ?

むしろ,逆効果じゃね?

協会はいったい誰のための存在なのか?

そういう疑問がいっぱい出てくる会見でした。