にーやんのブログ

三振したにーやんが再ローを経て司法試験に合格した弁護士の物語である

なりたい自分になれ!そして,なれるように努力しろ!

はいはいはい

まいどにーやんでーす

今週は,盆休み改め,自由研究日ということで。


めっちゃ勉強(二回試験ではない)してました。

つい最近,就活始めましたが(遅いし,暑かった)
小生のような糞しょうもない糞ベテの修習生でも1ヶ月くらい頑張って内定いただけました。
糞おもろくて,糞ためになる弁護士になれるよう頑張ろうと思います。はい,糞言い過ぎてごめんなさい。


法律事務所って,特色がある。
個人的には,一般民事や離婚事件なんかのドロドロ系,国選なんかもやりたいし,他方で企業法務とか,予防法務もやりたい。契約や意思表示関係の勉強をずっとしてたのもあるので。

というわけで,修習生の悩み。
ぶっちゃけ,東京や大阪とか弁護士が多すぎみたいで,関西出身のにーやんとしては大阪一択なんですが,
その大阪の弁護士のベテランさんから若手(っていっても8年くらいの人)に,よく言われること。
それが

「こっちは弁護士多すぎ」

まぁ,東京なんかは顕著で,脱サラ→予備合格→弁護士なんかの人が,
「こんな処遇なら,前の会社でも同じ程度にもらえてた」
みたいな愚痴を言ってて,でもその人だけではなく,結構色んな人から聴いてた。
東京にもお世話になった先生がいたので,東京もありかなとか思ってたけど,なんかこういう話しか聞かないから,悪いイメージがついた。
四大にいった友だちはもちろん忙しそうにしていて,でもまぁ金もらえるからええやんって四大になんていけない小生からは思うけれど……

とか,色々考えて,弁護士の友だちにも聴くと,自分の性格的には,例えば
1日14時間働いて月100万もらうよりも,
1日10時間働いて月70万もらうほうがいいかなーって思うので,そうしようかなと。例えばですが(こんなもらえない)。

それよりも,残りの4時間をスキルアップの勉強に使いたいなぁと,考え中。
小生は,できれば専門分野を別に構築したいなと。
あと,これは完全に趣味やけど,知財をまたやりたい。特に,著作権関連。
大昔にかいた別のサイトの記事で,音楽関係や,違法ダウンロード関係のものが参照されることがあったので,そういうのも需要あるのかとも思うし,
今後,素人のクリエイターの著作物が有益な収益を上げる可能性は高いと思うので。
「この先生に聞けば安心」
と言われるくらいに勉強して,ちゃんと知識を備えようって思ってます。

司法修習の課題もそんなことを意識しつつ,費用対効果を考えて,できるだけ素早く,しかも他の人よりも丁寧で奥深い内容で納得できるものを起案してたつもりだったけれど,
やっぱり色々話を聞くと不十分なところがあったりして,まだまだだと思う。
要するに修行やね。


個人的には,いわゆる街弁になりたいので,地域に根ざした住民にとっていい弁護士になりたいと思っていて,つまらないかもしれない事件でも,とにかくなんでもとりあえず全力で依頼者のために頑張りたい。
離婚等の家事事件,交通事件,破産事件,その他一般民事,労働事件,企業法務とか。

今は,事情があって,商標法や意匠法を勉強中です。

こんな記事を今回書いたのは,若くはないサラリーマンの方や,主婦の方や,とにかく30とか40歳くらいで,これから弁護士になろうとしている人のモチベーションになる程度には,きっと合格すれば楽しい時間があるといいたかったから。
勉強は楽しくないかもしれなけれど(笑)
でも,努力して司法試験に合格して,でも弁護士なる者は常に法改正と向き合って勉強し続けるわけだし,そういった努力で依頼者に応えるのが弁護士の仕事だと思います。
それだけ頑張って,良い結果を出すかは自分次第だけれども,弁護士ってそういう素敵なお仕事だと思います。

この短い司法修習中で,弁護士,検事,裁判官といった色んな職業の方と仲良くなって,個人的によく飲みに行ったりしていて,話をしていると,職業はバラバラですが,それぞれ魅力的なすてきなお仕事だと思うのです。
まぁ,小生の場合,裁判官なんてなりたくてもなれませんが,色々言ってくださるのはありがたいなとも思います。
ただ,自分はやっぱり弁護士になりたいなと思います。

裁判官は置いておいて,検事はやっぱり扱うのが刑事事件が中心で,自分は民事事件が面白いと思うし,やりたいので。
まぁ,金銭面でも検事よりも弁護士かなと。
あと弁護士って,やろうと思ったら本当になんでもできるってのが魅力。
小生は15年くらい前に行政書士の資格を取りましたが,行政書士だけでなく,弁理士,税理士,司法書士なんかもやろうと思えばできるのが,弁護士という資格。
弁護士をしながら弁理士も登録している偉い先生もいて,そういうのやってみたいとか思うし,
法律業だけでなく,委員会活動もやりたいと思うし,尊敬してるミュージシャンの会社の仕事とかもしたい。
そういう色んなことができるのが,選択肢としては弁護士しかないって結論になった。
幸い,そういう色んなことをさせてもらえそうなところで,とてもありがたいと思います。


司法試験を受験するときは,正直こんなこと考えてなくて,抽象的に司法試験を合格ってだけだった。
でも,合格して,内定もらって,来年から具体的にどんな弁護士になろうって考えたときには,司法試験合格なんかよりも,もっともっと楽しくなってくる。
現実はそんな楽しいことばかりじゃないんだろうけれど,お金をもらいながらこういったやりたいことに時間を使えるという職業は素敵だなと。
で,明日は,また修習で知り合った先生と焼き肉に行ってくるので,色々話を聞いてこようと思います。

もうすぐ,司法試験の合格発表で,俺の友人が受かってくれてたらと思います。
また,こんな再ロー合格者のブログを見て,勇気づけられるという方も少なからずいるようなので,予備試験にしろ司法試験にしろ,いい結果が出てくれたら超うれしいです。
もちろん,三振した人,再ロー考えている人などもこんなブログを参考になさるかもしれませんが。
再ローして司法試験に合格した小生から,偉そうに言えることは,これかな。

なりたい自分になれ!そして,なれるように努力しろ!

偉そうにしてサーセン
9月の結果次第で,色々となりたい自分や,なるべき自分,ならなければならない自分と,色々あるかもしれませんが,
後悔しない決断をして下さい

小生もそうします!
がんばろ!