にーやんのブログ

三振したにーやんが再ローを経て司法試験に合格した物語である

祝!弁護士にーやん爆誕!

はいはいはい

超お久しぶりの
にーやんです。


はい。表題のとおり弁護士になりました。

5ヶ月目になります。

毎日大変ですが,少しずつ仕事にも慣れてきました。
いそ弁です。

三振して長いこと受験生だった自分は,未だに弁護士って実感はありません(笑)

でも,仕事は結構楽しいです。
大きな事件はまだやってませんが,色んな事件はやらせてもらっていて
ほんと毎日が勉強です(笑)

保全の申立てとか最近やりました。

1つめのローの友人に教えてもらったりして,頑張ってます。
2つめのローの友人にも助けられてます(笑)

結局,良い友だちを作るってことで,自分は助けられているなと実感してます。

1つめのローの友人なんかはもうすぐ10年目くらいだから結構長い弁護士経歴。
でも,保全って実際事件数ないんだなと改めて思った。
何年やっても,常に新しい事件と闘うのが弁護士なんだなー。

自分はそれが楽しいと思えるけど,ルーティンで楽したいと思う人にとっては苦痛かもしれない。
弁護士ってストレスのない職業ランキングで上位らしいけど,それは人による。
まず,人付き合いとか,会話するのが苦手な人は向いてないし,絶対にストレスたまる。

ストレスだと,国選でイライラしちゃうかどうかってのも大きいかも。
この数ヶ月で何人か被疑者接見して話したけど,話が通じない人も少なくない。
まぁその「通じない」って意味も接見するとだんだんわかると思う。

そういう人に,伝わるように話すことって結構難しい。
自分は国選だとストレートに伝える。性格なんだと思うけど。
こうしたらああだとか,情状の話してて,それはこれだとか。

そして,思った以上にどうしようもないしょうもない犯罪者ばっかりだということに,修習の経験を踏まえて確信することになる。
そういう人とどう付き合って,接見して,弁護活動するのか。
きっと大変。
自分は,依頼者のことを本気で考えてどうしたらいいのかとかも考えたりすると,親の年齢の人に説教したりしてしまう。
それは本気で
このままじゃいけない。
じゃあどうしたらいいのか?
っていうことを考えるから,そのままじゃだめだと思うとそういうことを説明してしまう。

自分の信じる考えだから,自分はそう気持ちを伝える。

実際,それで更生することができるかはわからない。
わからないけれども,自分のできることはそんなことしかない。

そんな面倒くさいことを常に考えています。
だから,こういうことをするのが苦手な人は弁護士には向いてないかも。
四大とか行って,国選とかやらず,常に一流企業の顧問関係の仕事してるだけなら,それでいいのかも。
自分はそんな仕事だけしたいとも思わないけど,そもそもそんないい身分じゃないから(笑)

でも,個人事件ででっかいのはほしいわ(笑)

尊敬する先生も,「バランス」って話をしてて,
常に離婚事件のドロドロは勘弁だけれど,
逆にきれいな事件だけってのも,面白くない,と。
色んな方向の事件で「バランス」のいい事件を仕事としてできれば楽しいだろうなということだと,
自分は解釈した。

だから,色んな事件を経験させていただいて,ある程度の裁量もあって,
結構,自分が正しいと思うようにやらせていただける
今の職場環境は,とてもありがたい。
四大がやるようなことから,誰もやりたがらない少額の事件までたくさんやらせてもらってます!

個人事件の報酬30パーセントはBOSSに入るけど(笑)

全然,それでもありがたい。
ただ,1年目はそういう諸費用(弁護士会費含む)を免除してくれてたらなぁ……
とか,わがまま言ってます。

三振で再ロー,予備チャレンジの人に対して最後に一言
弁護士になりたい
検察官,裁判官になりたい
そういう気持ちで頑張る人であれば,合格できるまでチャレンジしてください。
でも,なったところで,その職業で生きていくイメージを持てない人
なんとなく法曹三者になりたい人
そういう人は,仮に勉強して司法試験に合格しても,楽しくない人生だと思います。
これは私個人の意見ですけど。
弁護士になったところで,思ってたのとは違ってたっていう理由で辞める人は少なくありません。
その結果,弁護士になるまでの人生を無駄にする人もいます。
自分は15年くらいかけて勉強しました。
しかし,無駄じゃなかったですよ。
そういえる人生を,司法試験に合格した人には思ってほしいなと。
個人的な希望ですが。

色々と伝えたいですが,今日はこの辺で。

明日は起案するぞー!(今日は無駄に裁判所に出廷したからなぁ)。

実務家目指して受験生は,実務家になるための努力をしてください。
にーやんは応援してます。
くじけそうになったら,15年もくじけ続けたにーやんを思い出して!


ほなまたな!

M-1グランプリの審査方法と司法試験の論文試験の審査方法の類似性。の巻

まいどでーす

今日も前回に引き続き,M-1グランプリの話。
news.livedoor.com
buzz-plus.com

炎上しとりますなぁ。

この度の一連の炎上騒動は,実は,司法試験の論文試験に対する愚痴に似ている。
って,やっぱ司法試験の話かーい。

というのも,これまでの司法試験における漏洩の事件とか,色々と論文試験には問題があった。
その1番の事件は,やはり青柳事件だろう。
www.sankei.com

憲法の論文試験って1番厄介

今でもそう思う。
受験指導の講師陣は色々とあれやこれや言うけれど,やっぱり必ずしも採点実感や出題趣旨を100パーセント当てるってのは不可能。
もちろん,全科目それはそうで,別にいい。
問題は,憲法の論文問題は,問題の作成者がいて,その作成者の想定したある種の「正解」という筋がある。
その「正解」の筋を漏洩したりすると,漏洩された側の点数はすごく良くなる。
まぁ当たり前の話。

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M-1グランプリは司法試験制度と同じ構造。の巻

体調すこぶる最悪な
にーやんでーす。
news.livedoor.com


M-1グランプリ観ました。

やっぱ最高ですわ。

芸人と司法試験ってちょっと似てる。
まぁ,M-1グランプリの1位になるほうが圧倒的に難しいわけですが。

実は,そもそもM-1グランプリが新司法試験制度が受験期間制限ができたのと同じ発想で,10年以内という制限がかけられたことを知る司法試験受験生はそれほど多くない。
こんな記事がある。

島田紳助は構想時に、出場資格を若手に限定したことについて、「昔の司法試験のように、30代になっても結果が出ない場合は、止めないと不幸である」と発言していた
M-1グランプリ - 概要 - Weblio辞書

司法試験はM-1グランプリと比較できないけれど,自分にとっては同じようなもんだったなって思いながら,久しぶりにM-1観れた。

「初めて司法試験を受験したのが,2008年で,2017年にやっと司法試験に合格したんや」

と,10年以上勉強頑張ってやっと受かったんやって改めて,今さら実感してました。

司法試験は,俺のM-1グランプリやったなぁ。
他方で,今日観てたら10年目でダメだった芸人も結構いて,司法試験以上に厳しい世界だなと思いました。
おもしろいか,おもしろくないか
こんな残酷すぎる平等な世界もないです。
司法試験は,ロースクールに行き直せば受験資格復活します。予備試験に合格してもそうです。
しかし,2人組の漫才師は,そんなに簡単にやり直しできません。夫婦みたいなものだから。
それでいえば,司法試験はまだましだなと思います。

三振,五振した人は,にーやんをみてください。
無様ですが,頑張りました!

再チャレンジするのも,違う道に行くのもありです。
自分の納得できる道を行きましょう!
俺も負けずに頑張るぞー!

井田先生というおもしろい偉人。の巻

刑法の井田先生

ロースクール生や司法試験の受験勉強してる人なら多くの人が知っているだろう刑法の学者です。

小生は,ずっと前田雅英先生の刑法を中心に勉強をしていたのもあって,結果無価値の立場で刑法を学んでました。
しかし,井田先生の授業を受ける機会があり,井田先生の教科書も読むようになりました。
特におすすめはこれ

入門刑法学・総論 第2版 (法学教室ライブラリィ)

入門刑法学・総論 第2版 (法学教室ライブラリィ)

入門刑法学・各論 第2版 (法学教室ライブラリィ)

入門刑法学・各論 第2版 (法学教室ライブラリィ)

初学者にもおすすめですが,中級者以上にもおすすめ!
司法試験は基本的な理解(基本知識とその応用)を問うものしかでません。その点でいえばこの本はうってつけです。

井田先生のTwitterは結構有名で,おもしろいんですよね。
実際,おもしろいです。

常に笑いを狙っていく姿勢。すごくいいと思います!
小生も見習います。

慶應での最終講義でも最高でした。
nihyan.hateblo.jp

最近,このおもしろさが似てるなって思った人がいます。
それが,桑田佳祐
さくらももこのお別れ会の桑田佳祐のしゃべりもおもしろかった。
ああいう場でも,緊張と緩和というか,ぶっちゃけ具合がちょうどいいおもしろさだなと。
ロースクールの授業でも,当てられると嫌だなっていう緊張感があるなかで,先生の話をちゃんと聴いていると,たまに笑い話が出てきたりする。

ドイツ語もペラペラ話せて,超難しい論文いっぱい書いてる偉大な先生なのに,しゃべりもおもしろい。
こりゃイケメンっすわ。

刑法といえば,実務修習を経て,改めて判例の立場を刑法の理論でどう理解するのかなとか思ったりしました。
例えば,違法性阻却事由とされる正当防衛の要件において,判例は,防衛の意思が必要とするが,結果無価値の先生はこれを批判する。
でも,刑法36条は違法性阻却事由の要件を実体法上定めた規定で,政策的にその要件に防衛の意思を加えただけ,って割り切って考えれば,たいして結果無価値とか行為無価値とか言わなくて済むんじゃないかとか。犯罪の成否と別に処罰条件を規定したみたいな。
こんなこと言うと怒られるかも(^_^;

弁護士になったら,実務的視点から刑法の理論を考え直そう。

知財選択の受験生は下町ロケットをみてモチベ上げろ!!!!

まいどまいど

久しぶりのにーやんでーす。

二回試験が終わりました。
やることはやった。
不安はあるけどね!ハッハッハッ


修習に行っても,たまににーやんのブログを知ってる人に特定されつつあり,ポインズン的に言いたいことも言いにくくなってきました。
近いうち,またひっそりと別でブログでもやろかなとか思ってます。

とりあえず,今日は下町ロケットの話!
realsound.jp

集合修習中は忙しかったけれど,修習後には暇な時間もあって,でもネット環境が悪くテレビみてました。
たぶんこの10年で1番テレビみてたように思います。
で,面白い番組もいくつかみてて,そのひとつが
下町ロケット

いきなりですが,小生,弁護士になったら金持ちになりたいと思っております。

というのも,いい弁護士というのはいい弁護をして人の役に立つ弁護士だと思うのです。
そういういい仕事をする人は必ず結果としてお金になると。
というわけで,いい仕事して良い結果を残したいなと。
悪い弁護士の悪い金儲けではなく。

そんな小生は,街弁がとにかくやりたい。
地域密着で,その地域の人の役に立てる弁護士になりたいなと。
で,田舎と工場が混在するところで弁護士をやるつもりなので,どっちにも役に立つことがしたいなぁと思ってて,
そのために需要のある知財も専門でやりたいなと思ってます。
えっって思う先生が多いのだけれど,地域的には知財事件はあって,しかし,専門の先生が少ないっていうそういう憶測です。

そんな弁護士像をもってる小生ですが,下町ロケットみて

これだー!!!!

と,感じました。
ロケット開発という超最先分野
しかし,他方で,将来跡継ぎがいなくて農家が減っていく中を憂いて,農業のこともやる。
農業は昔ながらの産業で,その両方を両立しようっていう仕事が,すごいなと。
こういう可能性って色々ある。
例えば,町工場でも技術があれば特許も取れる。
他方,知財は特許も専門分野だけれど,ミュージシャン等の著作者の権利である著作権もある。
知財は幅広い。

小生は,プロミュージシャン目指してギターばっかり弾いてたし,実際ミュージシャンの友だちも多い。
来年は顧問取れそうな人もいたり。
なんか,自分の好きなこと,得意なことを仕事で活かすことが,弁護士でもやれそうと思うと,やる気でてきます。

下町ロケットは,そういう仕事のやりがいを感じることができたドラマでした。

あ,そうそう。つい最近まで特許訴訟の場面もあって,おもしろかった。
特許特有の抗弁があって,新規性喪失とか進歩性喪失とかを理由の抗弁とか,特許無効の抗弁とか,あれみてて均等論思い出したり。昔は負け筋の抗弁だったけど,今もかな?
ネット社会になって公知文献とかは探しやすい環境だと思う。
そういう興奮や「あんなうまいことやる弁護士おらんやろ!」とか突っ込みながらも下町ロケットみてて色々思いました。
まぁ夢見る少年のおっさんは,まだ夢見ます!

ということで,とりあえず部屋探しと車探し。あと,カーローンの手続とか,夢実現のために頑張りまーす。

優秀でなくても司法試験は合格できる。の巻

まいどでーす

今日も元気モリモリのにーやんです。

今年,司法試験が不合格だった人の中には,
「やっぱり自分の頭の悪さでは司法試験なんて受からないかも」
とか,思ったりする人がいませんか?

自分なんて毎日思ってました。
まぁ実際に頭がいいというわけではないのは事実ですし。

しかし,結論から言えば,頭が悪くても司法試験には受かるというのが事実。
にーやんがそうだから。

司法試験は,一部の優秀な人だけが合格するというものではない。
もちろん優秀な人は司法試験に合格する確率は高い。
でも,そんな優秀でなくとも司法試験に合格はできる。

優秀な人との差は,例えば物事を覚える量や,理解するスピードの違いなんかがある。
1つ覚えるのに,優秀な人なら1分で覚えることでも,10分かかるという人もいる。
ただ,優秀な人の10倍頑張ればこの差は埋まる。

要するに,頑張ればいいだけ。

しかし,その頑張る内容でも受かりやすさ,受かりにくさというものもある。
当然ながら試験に関係ないことを頑張っても,受からない。

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2018年の司法試験で不合格,失権した方へ。の巻

2018年の司法試験の合格発表があった。
resemom.jp

なんと19歳で司法試験に合格した人がいるとか!
にーやんなんてその倍近く生きてやっと合格したのに(´;ω;`)ブワッ

とにかく合格した方はおめでとうございます。
これからは,「紙」を相手にするのではなく,「人」を相手にすることになります。
私も含めて,人の気持ちと向き合える法曹になれるよう頑張りましょう。
まぁ,合格した人に偉そうに何か言える立場でもないにーやんですが(汗)

不合格になった方は辛いですよね。

今年不合格になって心折れてるって人
いっぱいいると思います。
にーやんはそんな経験をめちゃくちゃ経験しています。

三振した後,予備試験も4回不合格,再ローを経て,やっと去年司法試験に合格(司法試験は合計5回目)。

これだけしんどい思いしてきました。
今年5振した人も悩んでこのブログを見るかもしれません。

にーやんはこのとおり不合格のショックを何度も味わいました。
辛かったです。

だけれど,司法試験に合格しました。
幸せです。

「辛い」を「幸せ」に変えましょう。

失権して諦めるのも道
予備試験や再ローを経て司法試験合格を目指すのも道

しょせんは自分の一度きりの人生です。
どうやって自分の人生を「幸せ」にするのかは自分でしか決めることはできません。

しんどかったけれど,自分は,失権しても諦めなくて本当によかったと思います。
きっと「諦める」という選択肢を選ぶほうがもっと辛い人生だったと思う。違う道に行っていても,きっと「弁護士になってたら」とか後悔すると思うから。

今年不合格で来年の合格を目指そうと思っている人,失権して再チャレンジを考えている方

にーやんを見てください。大抵の人はにーやんよりましです(笑)
まだまだ頑張れるはずです!

素敵な人生を自分で切り開いてください!